パープルラインはデベロッパーの投機で自滅か?(その3)

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これまでの内容をまとめると、昨年末にプラスプロパティが出した予測通りの展開となっているようであり、これについては、再度、以前のブログ、来年のコンドミニアム・マーケット予測、を読んでいただけたらと思います。

特にこの中でプラスプロパティが言っているこの部分、「今の原油安、株式市場の低迷、預金金利低下の中、不動産だけが資産価値が上がっているということもあって、確実な投資対象と見られているが、特にこれから最低4年位保有できる中期投資家にとって、コンドミニアムは非常に魅力のある投資対象となっている」というコメントは注目しておくべきだろうと思います。

また、同じく昨年末に、日本人はやはり築浅中古が買い、の中でもレポートしたように、コリアーズの次のコメントは特に注目に値するものです。

「バンコク都内の築浅中古市場は新規で売り出されるプロジェクトより15%から20%安いことから今も活気がある。コリアーズによれば、政府の刺激策が発表されてから相当数の中古物件が市場で売り出されたが、実際に取引が活発なのはスクムビット、ランスアン、シーロムといった供給が限られているCBDだけとのこと。

また、通常はプレビルドのプロジェクトが竣工引渡しを迎える時には多くのゲンガムライによる転売取引が成立するのだが、今年は住宅ローンが付かないために引渡しができない事例が出ている。そして、引渡しができずキャンセルされたユニットは、デベロッパーにとって完成在庫として残ることになり、デベロッパーもかなりの値引きをして再販し在庫処分をしようとするため、他の投資家がリセールで売り出している価格よりさらに安い価格を提示してくることになる。

そんな中、今年、プロンポンとトンローは中古物件が最も人気のあるロケーションであった。その理由は便利がよく日本人テナントが多いことにある。しかも中古物件価格は新規プロジェクトのそれより4割も安い。

現在の中古コンドミニアムの人気ロケーションベスト3はアソーク交差点からラチャヨーティンにかけての2百万から3百万バーツの物件、ナナからエッカマイにかけての4百万から8百万バーツの物件、ヴィクトリーモニュメントからチャトゥチャクにかけての350万から6百万バーツの物件である」。

以上、新線のパープルラインやグリーンラインの延伸部分は、少なくとも今年1年は敬遠した方がよいということでいいと思いますが、更に、このところのブログでも何回か書いているように、最近のバンコクの不動産マーケットは、昨年までの売り手市場から、徐々に買い手が物件を選択できるような状況になりつつあります。

従って、我々のような土地勘や情報の面でハンディのある外国人にとっては、じっくり時間をかけて優良物件を選べるまたとない買いのチャンスがきているようにも思うのですが・・・・。

次回に続く

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