AECとバンコク・コンドミニアム

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AEC IntegrationAECが12月に発足するということで、タイ国内の新聞等でもAECに関する記事が毎日のように出ていますが、一方で、12月の発足は無理だろうという声も出ています。

 

そもそも、タイを含め、ASEAN諸国は南国ということもあり、あまり時間厳守に拘らないところがあり、BTSやMRTの開通も決まって予定より遅れ、効果が出るのもスローです。従って、私なんかはこの自由経済圏の効果が不動産市場に広がってくるのは、コンドミニアム以外は数年先になるのではないかと思っています。

 

ただ、遅れるとは言っても、いずれ近いうちにAECはスタートするでしょうから、そうなった場合、最初に動きが出てくるのはコンドミニアム市場だろうと思います。何故なら、現在、タイで外国人投資家が完全に合法的に投資できる不動産はコンドミニアムだけであり、動きの速い個人投資家の投資マネーが先にコンドミニアム市場に流れ込んでくると思うからです。

 

もっとも、この傾向は既に出ていて、昨年のクーデター以降、もう1年以上に亘り、外国人投資家のプレゼンスは増加中で、今、ラグジュアリーコンド購入者の2割以上が外国人です。

 

さて、先日、今年前半、ASEANの地価はどう動いた?で、専門家はAECによってヒト、モノ、カネが域内で自由に流れるようになるには数年かかると予想しいるし、一方で、ASEAN10カ国の中でも勝ち組と負け組みが出てくるのではないか、と書きました。

 

そんなことを書いたら偶然、CBREが最近出した資料の中に、世界銀行の調査結果を見つけました。これによると、今、世界で最もビジネスがし易い環境にあるのはシンガポールということです。確かに欧米の大企業の多くが、アジアの拠点を東京ではなく、シンガポールに置いています。税金面のメリットが大きいのでしょうが、英語の普及、ASEANの中心という地理的優位性、空路やオフィス環境の充実などの理由から選ばれるのだろうと思います。また、HSBCが昨年実施した、欧米人エクスパットが仕事をするために住みたい街のNo.1としてシンガポールが選ばれていたので、やはり根強い人気がありますね。

 

次にASEAN10カ国に限ってみた場合、当然1位はシンガポールですが、次に世界18位のマレーシア、26位のタイがきます。ASEANで4位のベトナムはかなり遅れて78位と水を空けられています。

 

つまり、世界各国の企業がビジネスのし易いシンガポールにアジアの本拠地を置いているように、AEC経済自由圏が始まると、域内で次の拠点を置くとすればマレーシかタイになる可能性が高いと思うのです。

特にタイは、かつてアメリカが東南アジアで資本主義の牙城であるタイを守るべく、中国共産主義が攻めてきた場合に、即座に戦車が国境に駆けつけられるようにと、国中に道路を整備したのですが、これが今、道路網インフラとしてタイの財産になっています。これにより、タイは、ミャンマー、ラオス、カンボジアに陸路でつながっている分、マレーシより地の利があるわけです。


従って、バンコクがAECの次の拠点となってくれば、オフィスビルやロジスティクスの商業不動産への投資需要が出てくることになりますが、ただ、これはまだ数年先で、やはりコンドミニアムが先だと思います。

 

私のように考える個人投資家も多いと思うので、既に昨年からその流れが出ているものの、AECが発足して1-2年はまずバンコクのコンドミニアムへの投資資金の流入が続くのではないかと思っています。

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