「いつかはクラウン」って知ってますか?(その2)

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gdpタイ人は乗っている車の車種によって、その人がどの所得層にいるのか値踏みします。そして、中流層のタイ人は結構プライドが高く、自分が他人から低く見られるのを嫌うので、見てくれよりも経済的な軽四がいい、という日本のような考えはあまりしません。

 

従って、2000ccクラスの車、つまり、アコードやカムリを持つことは、中流層のタイ人にとって、「憧れ」、とまでは行かなくても、「これが自分に相応しい車」、と思っている印象を受けます。

 

以前、私も車を買おうと思ったことがあるのですが、バンコクはガソリン代が日本と大差ない程高いので、燃費のいいマーチを買おうと思っていました。すると、タイ人の友人から、日本人なんだからもっと上の車種を買った方がいい、とアドバイスされたのですが、とても500万円もするアコードを買う気にはなれなかったので、結局、車は断念してしまいました。

 

でも、私も、実際に乗っている車の車種で差別されたのを、何度か経験したことがあります。

 

例えば、パラゴンやエンポリアムといったデパートの駐車場に車を止める際、車の誘導係りの態度が違います。ピックアップ・トラックに乗って行くと、どうでもいい客と言わんばかりにデパートの入り口から遠いところを指差して、あっちに停めろと指図するのに、真新しいアコードに乗って行くと、デパートの入り口近くの便利なスペースまでわざわざ自分で走って行って、ここに停めて下さい、と笑顔と丁寧な態度で対応してくれます。

 

きっと、ピックアップ・トラックに乗った低所得層の客では、チップをくれそうにないと思うのでしょうが、今の日本では、さすがに、もうこんなことはありませんよね。

 

上の図にあるように、タイはGDPが世界で24位、ASEANでは第2位、アジアでの1人当りGDPも16位と経済成長が進んできました。それにより、中流所得層も厚みを増してきています。

だから、タイ人で、30代後半から40代の高学歴で、エリートとまでは言わなくても、大企業に勤めていてそれなりのポジションに就いていれば、月収が5万から10万バーツ位はあるようです。

 

しかし、それにしても、いくらリースの分割支払いとは言え、160万バーツの車となるとかなりな負担のはずなのですが、それでも、どこか貧乏臭く見える小さな車には乗ろうとはしません。やはり、自分のステイタスに相応しい車に乗ってないとプライドが許さない、という気持ちがあるのだろうと思います。

 

だから、今のタイの中流社会を見ていると、どこかに「いつかはアコード、いつかはカムリ」という、昔、日本にあった「いつかはクラウン」の雰囲気を感じるのです。

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