いよいよジャパンマネーがターゲット(その2)

yieldサンシリはバンコクのデベロッパーの中でも特に海外でのマーケティングがうまい企業なので、いち早くこの日本人投資家マーケットに目をつけたのだろうと思いますが、次の市場開拓先として正しい選択だろうと思います。

 

ところで、彼らがここで言っているのは、バンコクのコンドミニアムの投資利回りは5%から8%ある、ゼロ金利下の日本で現金を持っていても仕方がないのだから、日本人は高利回りのバンコクの不動産に投資するだろう、という論理ですが、基本は正しいと思うものの、これにはちょっと注意が必要です。

 

ここでは、新築なら5%、中古なら8%ぐらいの投資利回りも見込める、という意味だろうと私は勝手に解釈していますが、このグラフを見ても分かるように、今、ダウンタウンの物件に投資して8%もの投資利回りはなかなか取れません。ここで誤解して、楽観視し過ぎないようにして下さい。

また、都心部は中古が多いので利回りが5%台と高くなっていますが、郊外の物件ほど新築比率が高いので、利回りは下がってきます。 

 

バンコクのダウンタウンの新築の場合、せいぜいグロスで5%程度ですから、利回りで見ると、アメリカ、オーストラリアやカナダといったほかの欧米諸国の都市部でも同じような利回りで投資できます。従って、特にタイが高利回りというわけではないと思います。

 

むしろ問題は、タイバーツ、米ドル、カナダドル、豪ドルという投資通貨による為替リスクの読みですが、こればかりは専門のアナリストでも予想が困難です。でも、資源国通貨や新興国通貨は米ドルに比べると、現在かなり売り込まれているので、その分、中長期的にはリスクが低いような気がします。

 

次に、ダウンタウンのオフィス街にある新規プロジェクトは最低19百万円から、といっていますが、これについてはそうだろうと思います。

 

私もこのブログや最近の著書で、バンコクでコンドミニアム投資をするなら、郊外の低中所得層の実需市場をターゲットにした廉価な物件には当面近づかない方がよいというのと、買うのであれば、ダウンタウンの駅近物件で20百万円以上のハイクラス物件にこそ投資妙味がある、と書いてきましたから。

 

それに、アセアン10カ国だけで見た場合でも、シンガポールのコンドミニアム価格の独歩高は別にして、バンコクのそれは、インフラ整備などの都市としての発展度から見ると、域内のほかの大都市に比べても、まだそれほど割高感はないような気がします。

 

次回に続く 


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